iPad Pro OLEDの後継モデルを7月パネル生産開始、2024年同水準の出荷量を見込む

Apple iPad Pro(2024) (source: Apple)

Apple iPad Pro(2024) (source: Apple)

2024年モデルのiPad ProシリーズにOLEDディスプレイが採用されたことを受け、アップルは2025年モデルのiPad ProシリーズでもOLEDパネルの採用を継続する見込み。iPad Proの後継モデルのパネル生産は7月から開始される予定だ。

2024年にはサムスンディスプレイとLGディスプレイがiPad Pro用OLEDパネルを供給した。サムスンディスプレイは11インチモデル用パネルを280万台、LGディスプレイは11インチ70万台と13インチ280万台を供給した。しかし、小売価格の高騰により販売が鈍化し、第3四半期と第4四半期の出荷量が減少したため、当初予想の900万台を下回る結果となった。

2025年、サムスンディスプレイとLGディスプレイの両社は、11インチと13インチの両モデル向けにパネルを供給する見込み。特に注目すべきは、これまで13インチモデル向けのパネルを供給していなかったサムスンディスプレイが、7月から13インチパネルの生産を開始する見込みである点である。

2025年のiPad Pro OLED向け第1四半期の出荷量は、サムスンディスプレイが30万台、LGディスプレイが70万台と集計された。後継モデル全体としては、2024年と同水準の出荷量を維持すると見込まれる。AppleのOLEDタブレットPC市場は2025年以降、iPad miniやiPad AirなどミドルレンジモデルにもOLEDが適用され始め、拡大すると予想される。

一方、BOEはB12ラインでiPad Pro用OLEDパネルの承認を目標に開発を進めているが、Appleの厳しい品質基準を満たせず、技術的な課題に直面しているとの報道がある。

Junho Kim, Analyst at UBI Research (alertriot@ubiresearch.com)

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