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タブレットPC、モニター、自動車、テレビ部門の2025年第1四半期の中・大型OLED出荷量, 前年同期比12.2%増加

2Q25 Medium-to-Large OLED Display Market Track

2Q25 Medium-to-Large OLED Display Market Track

UBIリサーチより発刊された『2Q25 Medium-to-Large OLED Display Market Track』によると、2025年第1四半期OLEDパネルメーカーの中大型OLED出荷量は、2024年第1四半期比で12.2%増加し、売上高は17.1%増加した。

メーカー別では、サムスンディスプレイとLGディスプレイの中大型部門の業績が前年同期比で増加した一方、中国パネルメーカーの業績は2024年とほぼ同水準を維持した。

アプリケーション別では、タブレットPC、モニター、車載用、テレビ向け出荷量がすべて増加したが、ノートPC向けパネルの出荷量はわずかに幅減少した。特に、車載向けパネルの出荷量は、2024年第1四半期の27万台から2025年第1四半期の81万台に3倍に増加した。特にサムスンディスプレイの車載用OLEDパネルの出荷量は10万台から54万台に大幅に増加し、LGディスプレイとBOE、Everdisplayは前年並みの水準を維持した。

BOEとEverdisplayだけでなく、中国のTianmaも最近車載用OLEDのプロモーションを展開し、顧客基盤を拡大している。2025年の車載用OLED出荷量予想は300万台で、2024年比20%増加すると見込まれている。

第1四半期のタブレットPC用OLEDの出荷量は195万台で、前四半期の220万台比で25万台減少した。サムスンディスプレイと中国パネルメーカーの出荷量は前四半期比で微減となったが、LGディスプレイはiPad Pro用パネルの生産再開により、出荷台数は第4四半期の30万台比で2倍以上となった。

Changwook HAN, Executive Vice President/Analyst at UBI Research (cwhan@ubiresearch.com)

▶Medium & Large OLED Display Market Track

Foldableスマートフォン、タブレットPC市場を飲み込めるのか

「Foldableスマートフォンが発売を開始、本格的な実用化が進んだら、高価なタブレットPC市場は消滅してしまう可能性がある」

先日26日に韓国ソウルにあるコンベンションセンターコエックスで開催された「OLED最新技術動向セミナー」で、UBI Researchイ・チュンフン代表は、最近話題になっているFoldableスマートフォンについて、このような発言をした。

イ・チュンフン代表は「Foldableスマートフォンは7.2型ディスプレイが半分に折りたたまれ、5.2型ディスプレイとして実現できると見込まれる」とし、「さらに外側には、時間やその他情報が確認できるバー型ディスプレイが追加される」と述べた。

また「Foldableスマートフォンは、停滞されているスマートフォン市場を活性化させるモメンタムを提供するだけでなく、ディスプレイ画面のサイズ拡大による、パネルの数量不足を改善するための新規投資機会も提供できるというポジティブな側面がある」と分析した。

一方、「Foldableスマートフォンが発売され、実用化を迎える場合、高価なタブレットPC市場が消滅してしまう可能性がある」と述べ、「Foldableスマートフォンは現在Appleが先駆けているタブレットPC市場を飲み込める」と説明した。

続いてFoldableスマートフォンは、一般のスマートフォンに比べて画面が大きいため、4Kの実現も可能になると予測した。現在、QHD解像度に留まっているOLEDスマートフォンは、マスクと配線の広さ、エクスポージャーの問題によって、5年内に実現することは難しいと考えられる一方、Foldableスマートフォンは、このような問題から自由であると伝えた。

最後に、Foldableスマートフォンが市場における成長要因として、価格に対する消費者の負担軽減と専用アプリケーションやコンテンツの開発、動画配信(ストリーミング)など、データを転送するための5G通信技術の急速な定着を挙げた。

イ・チュンフン代表は、Foldableスマートフォン用OLEDの出荷量について、2018年に10万台、2022年には283万台に達すると予測した。

<Foldableスマートフォン用OLEDパネルの出荷量展望、参考:Q2’18 OLED panel market track @UBI Research>